※こちらの記事を読む前に
ヒューロムからは2018年7月に「アドバンスド100」、
クビンスからは2019年5月に「EVO-800」がそれぞれ発売されています。
それぞれの関連記事は下の各記事を参考にしてください。
関連記事→クビンス2017年モデル「JSG-721」はどこが変わった?
関連記事→ヒューロム2018年モデル「アドバンスド100」の販売店と各種比較
以下は古い記事になります。
現在、スロージューサーで人気を二分しているのがヒューロムスロージューサーH-AAとクビンスホールスロージューサーJSG-121です。
ジューサーランキングでもこの2機種とH-AAの前機種H2Hの三つで上位を独占しています。
ではそれぞれのメリット・デメリットを比較しながら紹介していきます。
H-AAとJSG-121の比較
回転数について
スロージューサーはゆっくり回転するほど空気との接触を減らすことができる結果、ジュースの酸化を防ぎ美味しいジュースができると言われています。
スクリューの回転数(1分間に何回回転するか)は
ヒューロムH-AA:43~48rpm
クビンスJSG-121:50~60rpm
となっています。
こちらは後発のヒューロムH-AAに軍配が上がっていますね。
H-AAはスクリューの回転数だけでなく、回転ブラシ(ストレーナーの周囲は回転している羽根のようなもの)の回転数もゆっくりなので低速性能はトップクラスなのは間違いないです。
搾汁量について
食材からどれだけのジュースを搾れるか。
これも大事な要素ですね。これが多ければ多いほど優秀ということになります。
以下のデータは人参500gに対する搾汁量の比較になります。
H-AA:260cc
JSG-121:250cc
H-AAの方がわずかに上回っています。ですがそこまで気になる差ではないようです。
静かさについて
ジューサーを実際に使ってみると意外と気になるのが静音性です。ですが静音性に関しては両者ともとても静かです。
H-AA:50.6dB
JSG-121:40~50dB
50デシベルがどれくらいの騒音かと言うと、静かな事務所、または人の小さな声程度。
両者ともかなり静かにジュースを絞ってくれると言えそうです。
・作れる物・作れない物
両者ともストレーナーを使い分ければ作れるレシピ・作れないレシピというのはほぼ存在しないと思われます。
が、JSG-121にはフローズンストレーナーが別売りになっていますのでシャーベットを作りたいと思っている人は注意です。(H-AAには付属しています)
価格相場
JSG-121は発売されて少し時間が経っているため価格競争が起こり始めています。
現在の相場は33,000~39,800円といったところ。
H-AAはまだ発売されて間もないのでほぼ43,000円で横並びの値段になっています。
他の重要なポイント
JSG-121は投入口が広く、食材をカットする手間が省けるのでジュースを作る時間を短縮できるメリットがあります。240Wのハイパワーも手伝ってストレスの少ないジュース作りができます。
H-AAはよりなめらかで高品質なジュースを楽しめることができます(JSG-121は少し食材が入ってザラザラになってしまうことが稀にあるようです)。
結論
人によってスロージューサーとの付き合い方は変わるので一概に「こちらがオススメ!」とは言えません。
手間なく手軽さを求めるならクビンスホールスロージューサーJSG-121だし、
味やなめらかさを求めるならヒューロムスロージューサーH-AAといったように。
ものすごく乱暴な言い方をすると、
面倒くさがりな人はJSG-121、
味にうるさい人はヒューロムH-AA
と、なりそうです。